

ECサイトや有料会員サイト向けサーバにおいて、障害発生時のサイト復旧時間は、なるべく短時間で復旧が求められます。
各種サーバ機器類の冗長化、データロストが極力少ない環境などを含め、安定性やセキュリティなどを高い次元構築することは、高いコストがかかります。
そこで、なるべく短時間で、なるべくデータロストが少なく復旧できる構成。しかも、なるべくコストを下げたいという方にお薦めなのがオープンソースのソフトウェアを使ったフェイルオーバクラスタです。
ちなみに、アクセス数が多く、負荷が高い状況であれば、Webサーバにロードバランサーを組み合わせるなどによる負荷分散の導入などほうがメリットも出ます。
コストを押さえた形で可用性部分を重視するなら、高価なロードバランサーや、専用ソフトウェアを使わなくてもオープンソースのソフトウェアを使って出来るフェイルオーバクラスタの導入をご検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、フェイルオーバクラスタの導入を行うにあたり、自社で機材を購入して、データセンターでハウジングしないといけないのではないかとお思いでないでしょうか?
当然、データセンターでラックを借りて、自社機材で構築というのも機器構成の自由度が高くメリットも大きいのですが、全般的にコストが高くなりがちです。
最近は、レンタルサーバ会社において専用サーバを複数台構成で貸し出してくれる比較的リーズナブルなサービスも増えてきています。
今回の事例では、レンタルサーバ会社から
という構成です。
とある、格安なレンタルサーバ会社ですと、上記構成の以下のサーバスペックで専用サーバレンタル料金が
初期費用:約51万円*(税込)/月額費用:約62,000円*(税込)です。
*2010年1月20日現在の価格
CPU:Intel Core 2 Duo(Xeonもオプションで可)
メモリ:2GB(4GBオプションで可)
HDD:500GB(RAID1)
OS:CentOS 5(Red Hat Enterprise Linux 5Serverもオプションで可)

障害時のサービス復旧目安:約5分〜20分程度(即時切替可能な方法もございます)
データタイムラグ:ナシ〜数十秒程度(パフォーマンスバランスによる設定次第)※1
本番系と待機系にそれぞれ1台のサーバを割り当てて、コンテンツデータの自動同期機能と、本番系サーバでの障害発生時に待機系を使ってサービスを継続するフェイルオーバクラスタ機能を構築します(Webサーバの場合、オープンソースソフトウェアを使用したロードバランシングも可能です)。
ファイル監視/同期サーバソフトウェアを組み込み、FTP等で本番系サーバにアップロードされたファイルや、本番系サーバ上で更新されたファイルを待機系サーバに同期します。
また、待機系サーバから本番系サーバを監視し、本番系サーバの障害を検知した場合は、本番系サーバを切り離し、待機系サーバが本番系へと昇格することで短時間でサービスを復旧させます。
障害時のサービス復旧目安:約5分〜20分程度(即時切替可能な方法もございます)
データタイムラグ:ナシ〜数分程度(パフォーマンスバランスによる設定次第)※1
本番系と待機系にそれぞれ1台のサーバを割り当てて、データベースの非同期レプリケーション機能と、本番系サーバでの障害発生時に待機系を使ってサービスを継続するフェイルオーバクラスタ機能を構築。
データベースサーバソフトウェア(PostgreSQL)のWALシッピング機能とウォームスタンバイ機能をカスタマイズして、非同期ですが定期的に本番系のデータが待機系にコピーされる形となります。
また、待機系サーバから本番系サーバを監視し、本番系サーバの障害を検知した場合は、本番系サーバを切り離し、待機系サーバが本番系へと昇格することで短時間でサービスを復旧させます。
※1.タイムラグ無しの場合、多少のパフォーマンス損失があります。タイムラグ有りですと、パフォーンマンス低下が少なくなります。
※2.MySQLでの構築も可能
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